今回は電話番号を活用したアドレサブル広告の配信についてご紹介します。
- 顧客リストに電話番号を持っている
- テレビショッピングや新聞広告を多用している
- 活用できるメールアドレスの量が少ない
という方へおすすめの施策です。
電話番号を用いた広告配信の仕組み
企業様が持つ電話番号と、広告媒体が持つ電話番号をハッシュ化して照合することでマッチしたユーザーリストに対しては広告配信対象にすることが可能です。
「なぜ、広告媒体が電話番号を持ってるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、FacebookやGoogleは近年、SMSの認証やログインに電話番号を用いており、多くの電話番号を保有しています。
具体的な活用方法
電話番号を活用するメリットは、ECやWebサイトを利用していない「オフラインユーザー」に対してのアプローチが可能となる点です。
そのため、
- TVショッピングで獲得したユーザーをWeb広告でクロスセルを狙う
- 店舗で電話番号だけを登録しているユーザーに対してWebサービスの登録を促す
- 新聞広告で獲得したユーザーの類似ユーザーに対してWeb広告の配信を行う
など、今まで想定できなかった様々な用途での広告提案が可能となります。
また、メールアドレスの保有量が少なく、アドレサブル広告の配信対象が少ない広告主様にとっては、電話番号連携をしていただくことで配信対象者を増やす効果的な施策となります。
実施できる媒体は?
電話番号の活用ができるのはFacebook・Google・Twitterの3つです。AD2は3媒体とも、電話番号連携に対応しています。
なお、3媒体ともに携帯電話番号も固定電話番号も利用できます。ただし固定電話においては登録者が少ない可能性が高く、マッチ率は期待できにくのでご留意ください。
まだ実績が少ない電話番号の活用ですが、特にオフライン通販などの広告主様にとっては大きなインパクトのある施策を生み出しやすいです。ぜひ、電話番号のデータを活用した広告配信をご提案ください。