AD2

運用ノウハウ
Knowledge

【開催レポート】2019.7.8/伊藤久右衛門の足立様が語る顧客視点のSNSチャネル活用術@東京

  • 2019/07/12
  • 光山 誠一

京都の宇治の老舗の抹茶スイーツ販売をされている伊藤久右衛門様にご登壇をいただき、ビービット・シナジーマーケティングの共催セミナーを開催しました!

第1部:伊藤久右衛門 足立様の講演

伊藤久右衛門様は、LINEでの売上UP事例やFacebookページのエンゲージメント率が日本3位など、ソーシャルの活用で有名な企業様です。

足立様からはLINEとFacebookの活用方法について具体的な取り組みや運用時に考えなければいけないポイントなど実践的な内容についてお話をいただきました。

■SNSを活用することで来店していないユーザーへリーチする

従来の顧客との接点は店舗に来店してくれる常連客が中心でしたが、SNSを活用することで、店舗に来たくても来れない方や、ファンになる前段階の顧客との接点を作ることが可能になりました。

LINEアカウント運用で大事なことは、友達登録の動線

メールマガジンの売上が伸び悩む中、LINEをリピート育成ツールと位置づけ運用されています。運用において大事なことは、友達登録の動線をしっかり作り、LINEへ誘導を行うことです。

LINEサービス変更に伴う対策

最後に、LINEのサービス変更において、気をつけるべき運用のポイントを紹介いただきました。価格改定後はLINEの通数に応じた課金となるため、友達の数が多い企業はコストが高騰する可能性があります。

そのため、とりあえず一斉配信というアプローチではなく、ターゲットのセグメントや、タイミングをより細かく設定した運用が必要となります。

具体的な絞り込みの事例や、最適なタイミングの発見方法などを紹介いただきました!

第2部:ビービット 生田様の講演

ビービットは20年以上、企業の分析支援をされている企業です。今回はユーザーが置かれた状況を見える化し、そのプロセスを分析する新しい分析手法についてお話しいただきました。

■改善企画の課題は、「勘」と経験」頼みの立案

分析をする際に多くの数値データを取得することは可能ですが、そのデータの変動を分析・考察し、改善企画に繋げることは人が行う必要があります。

その改善企画の部分が、実際の現場ではデータの分析から導き出すのではなく、結果的に「勘」と「経験」だよりになっていることが多いとのこと。

■店舗で行っている分析の考え方を採用

データを活用するためには「顧客の状況」を考えることが必要です。

例えばコンビニでは、POSでの売上変動と店舗でのレジ対応(どんな人が来ていたか?)を紐付けることで、的確な施策の立案につなげています。

 

結果だけを見るのではなく、結果に至る流れ(顧客の状況)に目を向ける必要があるという点をお話しされていました。

■USERGRAMの紹介

最後に、顧客の状況を分析するシーケンス分析の手法と、分析を実現するためのUSERGRAMのご紹介をいただきました!

第3部:シナジーマーケティング 光山の講演

私からは、ユーザー視点での広告の課題・アドレサブル広告の活用についてお話しをさせていただきました!

交流会の様子

今回のセミナーには、EC運営会社様・支援企業様など様々なお立場の方に参加をいただきました。

足立様、ビービット様、どうもありがとうございました!

関連情報

シナジーマーケティングでは「アドレサブル広告」の啓蒙を目的として、毎月セミナーを開催しています。さまざまなテーマで展開していますので、ご興味あるセミナーがありましたら是非ご参加ください!

この記事をシェアする