※「YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)」は、2021年6月23日に「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)」に名称を変更しました。
7/18(木)に開催した、フィードフォース・シナジーマーケティングの共催セミナーレポートをお届けします。今回のテーマは開催前から注目度が高く、非常に反響のあるセミナーとなりました!
第1部:ヤフー株式会社 宮島様のセッション
今回の目玉コンテンツ「Yahoo! ディスプレイアドネットワーク(YDN) 動的ディスプレイ広告」について、基本機能や活用状況について講演いただきました。
「YDN 動的ディスプレイ広告」についてのリリース背景
ユーザーの消費傾向は「コト消費」に移行しています。モノを売り込む発想でなく、ユーザーのコトにアプローチをする必要があり、動的ディスプレイ広告はユーザーが興味を示した内容の広告を表示させることで、ユーザーのコト消費に対応したプロダクトとなっています。
まずは配信効果について
通常のリターゲティング広告と比較して大きな改善幅があります!
YDN 動的ディスプレイ広告の特長
ユーザーのサイトアクセスの履歴に応じて、各ユーザーに合わせたクリエイティブをタイムリーに配信できることが特徴です。
導入傾向
昨年度比較で、アカウント数は4倍以上・ご利用金額は2倍以上になっているそうです!すごい勢いです。
利用されている広告主様は大きな広告予算を持たれている企業様だけではなく、小額予算の広告主様も多く導入されているとのことでした。
配信シミュレーションについて
表示レイアウトをシミュレーションできるツールも提供されています。これはクリエイティブも検討しやすいですね。
すでに動的ディスプレイ広告を実施されている企業では、YDN 動的ディスプレイ広告を実施しない理由がないように感じる講演でした!
第2部:株式会社フィードフォース 松下様のセッション
まずは「YDN 動的ディスプレイ広告」の実績について
宮島様のお話に引き続き、YDN 動的ディスプレイ広告の配信実績は着実に出ているようです。
動的ディスプレイ広告の成果を改善するテクニック
業界ごとの具合的なフィード改善内容について公開されていました。不動産以外にも、人材・ECなど業界ごとのテクニックが存在します。
フィードに関する3つの数値
フィード広告は広告予算に占める比重や活用媒体も増えており、広告担当1人という低リソースでも成果が十分に出せています。
データフィードの活用ステップ
データフィードの活用については、
- 広告配信をできる状態にする
- 最新情報を提供する
といった基本の次のステップとして、データフィードのチューニングという概念が必要になってきます。
データフィード活用の課題はコミュニケーション
活用をすれば効果が上がるとわかっていても実現が進んでいない背景として、コミュニケーションの課題があります。広告主・代理店・情報システムなど、他の広告手法と比較しステークホルダーが多く、施策が進行しないケースが多いです。
解決策の方法として、一元管理ツールの導入があります。フィードフォースが提供されている「dfplus.io」を活用することで、運用コストを圧縮し効果的なフィード運用が可能となります。
画面は非常にシンプルでわかりやすく、データチューニングをすることでさらなる効果が見込めることがイメージできました!
第3部:シナジーマーケティング光山のセッション
今回はアドレサブル広告でも、YDNでの活用にフォーカスした内容をお話しさせていただきました。
興味がある方はぜひご説明させてください!
関連情報
シナジーマーケティングでは「アドレサブル広告」の啓蒙を目的として、毎月セミナーを開催しています。さまざまなテーマで展開していますので、ご興味あるセミナーがありましたら是非ご参加ください!
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